墓地を選ぶ

数珠と祈る女性

誰でも一生に一度お世話になる存在。それが墓地です。 先祖代々のお墓がある人は問題ありませんが、そうでなければその時に備え、墓地を用意しなければなりません。 気になるのはその価格ですが、墓地に使う石の種類、墓石の大きさ、細工の細やかさによって様々です。 参考までに日本での墓地にかける平均価格を調べてみるとだいたい150万円前後が相場のようです。 その内訳は50万円〜100万円が全体の4分の1ほど、100万円〜200万円が全体の約2分の1、200万円〜300万円が全体の約5分の1で合わせると全体の9割以上が50万円〜300万円の価格帯に収まることになります。 また、墓地には管理費というものが発生し、年間5000円〜数万円程度の費用が必要となることも覚えておいた方がよいでしょう。

昨今、自分らしく”良い人生”を終える為、また、終えた後の準備の為に、元気なうちに自分で最後の準備をする「終活」という言葉が広く語られるようになりました。 終活を考える上で、終の棲家となるお墓の事は、葬儀や相続と並び、とても重要な問題です。古くから檀家制度が一般に浸透していた日本では、先祖代々の仏壇と墓地を家長が守り受け継いでいくのが当たり前の事でしたが、家長制度や檀家制度が自然と薄れ、少子化や核家族化が進んだ現代では、埋葬の仕方や墓地の在り方も多様になりました。先祖代々の家墓、夫婦だけで眠る夫婦墓、個人の墓、そして共同で入る共同墓地等、様々な埋葬スタイルと墓地が選択できるのです。生前からこれら一つ一つの墓地について、条件や経費などを調べ、自分の希望を明確にしておくことが大切かと思われます。 またお墓は入って終わりではなく、継承や供養の問題が必ず生じますので、親族や継承者と良く話し合い、双方が納得し合意を得ておくと安心です。子供に負担をかけたくない、継承者がいないという方は、生前に永年の供養と管理を請負い共同の墓地や納骨堂に埋葬してくれる制度もありますので、調べてみると良いでしょう。